「アリス・ミラー城」殺人事件 北山猛邦 講談社ノベルス

・やっと読めました。探偵らが日本のとある孤島に建てられた「アリス・ミラー城」に集まる。集まった理由とはその城に隠されているというアリス・ミラーを探すこと。そんな感じで城に招いた人と召使なども含めて全員で10人集まるわけだが城の一室にチェス盤が発見され、白のコマが9個と黒のコマが1個発見される。そしてアリス・ミラーを手に入れるには最後まで生き残ることが条件。期限の1週間後まで生き残ることはできるのだろうか。知らない間にチェス盤が動かされて次々に白のコマが取られていくたびに誰かが殺されていくのではという予想が現実になり、人が減って行く。クリスティーそして誰もいなくなったとキャロルのアリスをネタにして作っているかんじ。ただ、この最後はどうだろうと思ったなあ。