夏の魔術 田中芳樹 講談社文庫

・最初はカバーを見る限り、女の子がうつっているのでほわーんとした感じのファンタジーか心温まるお話だと思っていたら全然違う。クトゥルーの話とか出てくるし、キリスト教の異端の話が出てきたりと結構どろどろしたお話だった。ノベルスは揃ってなくて、まだ読んでいなかったのだけれども、早く続きが読みたくなります。話としてはしっかりと夏の魔術で終わっています。このシリーズはノベルスでは完結していて8月は創竜伝の文庫版が出るので、その後また文庫があと3冊出ることになると思います。一部製本に乱丁があったようで回収の動きがありますね。という私の本も239−240Pが、引っかいたようなあとがついている。これのことなのかなあ。回収してもらおうっと。